◆鹿男あをによし。

かの地の鹿は本の通り、せんべいを供せられるとき、辞儀を忘れない。
5月に生まれたばかりの小鹿までもが既に躾けられているという不思議。
『夜には門を閉じるのを忘れないでください。鹿が入ってきますノデ』と、
観光名所を遙かに離れた住宅地にも手製の但し書きがあり。
それを証明するかのように、ぱらぱらと真ン丸き鹿の糞、至る所に落ちている。
東大寺にて、気を抜いたところで踏んでしまう。後方の学生も踏んだ由。
◆奈良町

水の濁つたバケツのあるなかで、そうっと浮かべられた花房と水面の静ひつに、しばし時を呑まれて。
◆奈良町格子の家

旅先での濃密な母娘の時間。
カメラは、ときどき写り込みという素敵ないたづらをする。
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行く先先、蓮の花を見ました。
花花はどれも好きですが、『最後にいづれかを』と云われたら、『蓮を』というかもしれない。
泥水の中に時期が来るまでじっと息を潜めていて、それを感じさせずに、あんなに優麗な花を咲かすというのは、あまりないのではないかな。
ふぅっと見ていると、まさに極楽浄土に誘われそうですわ(苦笑)
奈良-京都と撮ってきましたので、また追追載せてゆきます。